牡牛座の人は、少しふっくらしているか太めの体型の人が多いでしょう。欲張りなので食べ過ぎる傾向もあります。よく食べるので栄養が身体によく回って、肌質が整った人も多いでしょう。これは太陽星座以外にも、月が牡牛座にある、アセンダントが牡牛座にある人にもあてはまります。
牡牛座は、実に堅実な星であります。五感を満足させるためには、なんとしてでも！と欲望を抱き執念を燃やすのですが、そのためにお金を使うことを嫌う傾向があります。よく言えば倹約家、悪く言えばケチな人が少なくありません。「よしこれだ！」と決めれば、使うべきところにはしっかりお金を使いますが、無駄を徹底的に嫌うので、常にコストパフォーマンスへの意識が高く、周囲の人々がビックリしてしまうような言動が時として見られるでしょう。
買物は最も安値の店を選びますし、いたずらに高価な買物はしません。欲しいものがあれば、あちこちの店の値段を比較検討して安い店で買います。朝から並んででも安い店で買おうとします。どこで買っても金額が変わらない物品は、牡牛座にとって喜ばしいアイテムです。比較検討の手間がかかりませんから。
牡牛座の倹約傾向が極端に出すぎますと、居酒屋でビールを注文するにしても、グラスとジョッキではどちらの方が得なのか、量と値段を計算してから注文するような事があります。こうした牡牛座男性とデートする女性は、ちょっと疲れてしまうかもしれません。一方で、女性に対して高い価値を置いている牡牛座は、女性のために贅沢にお金を使うことを厭わない場合もあります。これはその女性の存在が、彼の五感を非常に満足させてくれる存在である場合です。相手のために尽くしているのではなく、あくまでも彼が得る快感と払うお金が吊りあっているのです。牡牛座は「無償の愛」という言葉からもっとも遠い星座かもしれません（笑）。常にギブ＆テイクなのです。