男性が下手に出て誉め讃えてあげることが大事です。これが上からモノを言う批判的な男性だと、あっと言う間に破局します。蟹座の女性と付き合う時には、男性は孝行息子にでもなった気分で接すると良いでしょう。無口で何を考えているのかわからない男性も、いずれ捨てられる運命です。蟹座の女性は、常に自分を賞賛してくれる新たな人を求めて活動していますから、誉め上手な男性が現れたら、間違いなくそちらに行ってしまいます。仕事場でゆるぎない称讃を浴びて君臨する蟹座もいます。その場合は、蟹座の母性は主に仕事先で使われてしまい、男性にはまわってこないかもしれません。
女性の話ばかりになってしまいましたが、本質的には男性も同じです。男性であっても母親的な振る舞い方になりますので、会社では自分を慕ってくる部下を特に可愛がりますし、ちょっと手のかかる人物をあえて好んで交際したりします。女性が蟹座の男性を落したい時には「あなたがいないとダメなの！」的なアプローチに効果がありそうです。上手に甘えた方が良のいです。
一方、蟹座は、感謝の気持ちを示さない相手、母親的な優しさにひれふさない相手を嫌う傾向がありますので「シニカルな人・皮肉を言う人」「何でも自分でできてしまう人」は蟹座にとって鬼門です。そんな相手は物足りなくてしょうがありません。蟹座が大事にするのは、あくまでも自分の庇護下にある相手のみです。そこから離脱していく人は、蟹座にとってはどうでもいい相手となります。ですから「人間的に冷たい人」も蟹座の嫌う人物です。冷たいといっても個人差がありますので、解釈が難しいですが、簡単に言いますと、蟹座は「自分を慕ってくれる人」が好きなんです。「自分を好きな人」が好き。