双子座の性格・特徴03

端から見ていると、双子座の人は、気の休まる時がないかのようです。基本的にのほほ~んとして居られない星座なのです。双子座の人は、見た目以上に神経をすり減らしている場合があり、ひどい時には神経症や分裂症状を引き起こしかなねい緊張感を抱えていたりもします。本人に自覚があるのか、ないのか、そこは微妙なところですが、だからといって変化のない退屈な世界には馴染めないサガでもあります。どこか鮫のような生き方を感じさせないでもありません。鮫は激しい流れの中でしか生きられないのです。

gemini

「ひとつの事を考えながら常にもうひとつの事を考えている状態」つまり「脳みそ2つ」がひき起こすもうひとつの問題は、恋愛における「浮気症」です。特に恋愛に関しては「浮気の星」として悪名高い双子座です。何事に対しても、次から次へと目先を変える傾向がありますし、昔から「熱しやすく覚めやすい」「飽きっぽい」などと占い本に書かれています。なにしろ双子座の頭の中には、2人の人間がいますから、相手が1人では物足りないと思ってしまうわけで、常に「もうひとりの相手」を探しています。そして、複数の人と同時に付き合うことも双子座ならば、…不可能ではありません。これも才能のウチ?ということでしょうか。

なにしろ「脳みそ2つ」ですから、本人がひとつの事に熱中したくても、どこかで別方向を見ているもうひとりの自分がいる状態から逃れられないのです。バカみたいに熱中するということが双子座にはありません。あっても一時的です。すぐに対象が切り替るでしょう。非常にせわしない星座です。あっさり対象を変えるという行為が他者からは「クール」、悪く言えば「冷たい」ととられることがあるようですが、要するにどっぷり「熱中」できない性情なのです。