蟹座の性格・特徴01

蟹座といえば、母性の星座として有名です。「お嫁さんにするなら蟹座の女性が最高」という評価を持つ星座ですから、蟹座の女性は自分が蟹座の生まれであることを誇りに思っている人が多いのではないでしょうか? 蟹座は、星占いでは太陽と同じくらいに重要視される「月」を守護惑星としている星座です。月は「女性原理」「家庭」「感情」また「母親的なものすべて」を象徴しています。月を語るだけで本が何冊も書ける程その意味は深いのですが、ここでは簡単な解釈に留めておきます。

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さて、そもそも何故蟹座が母性の星座であるのかというと、蟹という固い甲羅を持つ生き物が「内側を守る」という意味合いを持たされているからのようです。固い殻は、弱いもの・小さき者を庇護し包みこんで育てるためのものです。その内側は「子宮」のような場所になぞらえられます。また「内側=内面」ですから、肩書きや社会的立場(つまり外側)と一線を画した「純粋な感受性」の拠点でもあります。月の象徴するものは、すべて蟹座の要素として考えても差し支えないでしょう。占星術では、太陽が外側を生きる意志の力、月が内側、つまり感情や生理的感覚といったものを司ると考えます。太陽は男性的な要素、月は女性的な要素と見るのです。

月を守護惑星に持つ蟹座は「女性の中の女性」とでもいいましょうか、典型的な女性像を見せてくれる人が多いです。私の知る限りでは、蟹座の女性ほど「ホームパーティー好き」な星座はありません。親しい人、好きな人には、必ず「お家にご招待」というプレゼントをしてくれます。もちろんおもてなしは手作りの料理です。

投稿者:

イレーヌ・パープル

タロット・占星術研究&実占家