双子座の性格・特徴02

双子座はその名のとおり、2人の人間を表しています。頭脳が2つあると考えるとわかりやすいでしょう。つまり通常の倍の頭脳を持っているわけです。情報処理能力が他の星座に比べ、2倍ですから、短時間で多くのものごとを処理できるのです。従って、目まぐるしい展開をする仕事や、多くの情報を処理する仕事などに、双子座の人々は適します。常に情報が入れ代わる情報産業、多くの人とコミュニケーションする必要がある記者や編集者などに適正があります。手も足も脳みそも通常の2倍の働きをするのですから、頼もしいコミュニケーターです。非常にスピーディーなのも特徴です。

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しかし「脳みそ2つ」というのが、双子座の泣きどころでもあります。脳が2つ分あるということは、ひとつの事を考えながら常にもうひとつの事を考えている状態であるということです。実際は1人の人間ですが、頭の中では2人の人間が常に意見交換をしているような状況です。つまり他の星座の人に比べて、高い情報処理能力があることの裏には、脳神経系の常時フル回転状況があるということなのです。頭の中の2人の意見が、常にまとまってくれるとは限りません。漫画によくある天使と悪魔が耳もとで囁く感じをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。極端な矛盾を自分の中に持ってしまう事もあるわけで、まとまらない場合の双子座の人のストレスは大変なものになるようです。

矛盾があろうが、双子座の他人に対するアプローチ表現は「きっぱり」ですから、相手には、迷っているようには見えません。「そうですか」と鵜呑みにしていると、次に会った時には全く別の事を言われて「え~?」となってしまう事もあるでしょう。迷いの多い双子座の話というのは、二転三転する場合があります。本人には決して悪気はなく、あまりに頭の中で高速回転しているために、めまぐるしく変化しているだけなのですが、あまりに激しい場合、双子座は「嘘つき」の汚名を着せられてしまう事もあるかもしれません。

投稿者:

イレーヌ・パープル

タロット・占星術研究&実占家