魚座は、ついつい同情して、お金を貸してしまう、なんでもかんでも許してしまう、なんてことになりやすいのです。相手に恋愛感情を抱いていた場合は、特にそうです。魚座は純粋な気持ちで優しくしているつもりでも、相手がいわゆる「悪い男」や「悪女」だった場合は、ロマンとドラマには事欠きませんが、現実的に大変困難な状況に陥ることになりやすいでしょう。恋愛感情のもつれから「嫉妬」や「恨み」などが発生すると、それはもう、ドラマチックすぎるくらいの人生劇場が展開することになるわけです。感情面での激しさは「荒れ狂う海のごとし」ですから、押して計るべし、です。
「可哀想ってことは、惚れたってこと」という言葉がピッタリくるのが魚座です。尽くして尽くして貢いでしまうかもしれません。だからといって、必ずしも思い通りに行かないのが男女の仲というものです。
魚座の場合は、相手の好みに合わせて、髪形を変え、服のテイストを変え、自分らしさなどそっちのけで、相手の色に染まろうと努力するなんてことも少なくありません。しかし、異性の方は、そういう対応にむしろ「つまらなさ」を感じてしまったり、あまりの居心地のよさに胡坐をかいて傲慢に振舞ってしまったり、ということになりかねないのです。そうなると男女の仲は、こじれてもつれて、これまた…ドラマチックです。
