射手座の性格・特徴01

射手座は「火のエレメント」の星座です。同じ「火」の星座には牡羊座、獅子座がありますが、牡羊座が「火種」、獅子座が「燃えている状態」なら、射手座は燃える火が「飛び火」していくようなイメージがあります。射手座は、その名の通り、矢を射る射手ですから、弓矢が空を切って遠くに飛んでいくように、その心を遠くに飛ばして様々な事物に思いをいたす傾向があります。「好奇心」が旺盛で、いろいろな事に興味を持ち、熱中しては飽きて次の対象に移っていく、そんな性格が射手座にはあります。

sagittarius

「飽きっぽい性質」と言えば双子座が浮かびますが、双子座がテキトウに飽きてしまうのに対して、射手座は興味を持っている間は極端なまでに集中しており、やり切った感・見切った感が持てた途端に飽きる、という傾向があります。「なんだ、そういうことか、わかったぞ!なるほどね!」という確信に到ると、もう興味がなくなるのです。しかし、飽きてしまったとはいえ、一度興味を持った対象からは、知識や経験を得て、身に付けることができます。一時とはいえ、他の星座が真似できないほどの集中力を注ぎ込むことができる射手座の才能ゆえの特質といえるでしょう。どんどん新たな「知識と経験」を積み重ねていくことで、射手座のアイデンティティは出来上がります。この性質ゆえ、射手座は「教育」や「法律」「学校」などの象意を持たされています。

とかく様々な知識を持っている射手座は多いものです。しかし、それだけ知識があるなら、さぞや世間に名を成す一角の者か、というと、これがなかなか難しいところ。「継続は力なり」、この言葉が胸に刺さる射手座は多いことでしょう。集中力はあるものの、飽きっぽさが仇になって、もうちょっと続けていれば大成功できたものを、パッと手を離して、次の対象に向かって行ってしまうという性質があります。世間に名を成すまでにはいかない「賢人」が多かったりします。

投稿者:

イレーヌ・パープル

タロット・占星術研究&実占家