山羊座の性格・特徴04

ヤギという動物は「山の羊」と書きます。牡羊座の「ヒツジ」が草原をのんびり歩いているのに対し、ヤギは岩だらけの崖などをガツンガツンと登っていったりする動物です。目標に向かって困難も乗り越えていく山羊座の性質は、そんな野生のヤギの姿とリンクしているようです。山羊座は12星座の中でも非常に強い精力を持つとされいてる星座です。 古典的シンボルとしての山羊は、男性的なパワー、野性的なエネルギーを表現しているケースがほとんどですが、山羊座は占星術では「女性星座」という扱いを受けているため、その性質が微妙にわかり難いものになっているような気がします。タロットの「悪魔」のカードには山羊の悪魔像が描かれています。それもあってか?山羊座の人の中には、自分の星座をあまり好きではない、という人がけっこういるようです。

capricorn

さて「堅い」話の多い山羊座ですが、忘れてはいけないのは、けっこうユーモアや冗談を言ったりするオモシロイ性格の人も多いという点です。中にはシニカルな笑いを得意とするタイプもいるかもしれませんが、人生経験の中で「厳しさを笑いに変えていく」技術を自然と身につけるのかもしれません。山羊座に生まれたからには、子供の頃から前述のような「権威主義」や「目標第一主義」があったわけで、その性格ゆえに、人間関係上、なかなか難しい経験もしているのではないかと推察されます。上手に生きていくためには、どこかにユーモア(ゆるさ)を交えた方が良いと、本能的に判断しているのかもしれません。

山羊座の人と仲良くするためには、誠実で信頼できる人物であることをアピールすると良いでしょう。用心深いので簡単には心を開いてくれません。山羊座の人とぶっちゃけトークができるようになるまでには、ある程度の時間が必要となるでしょう。反対に、約束を守らない不誠実な人物などは、山羊座にとって憎むべき悪と見なされます。一度、悪いイメージを持たれてしまうと、なかなか挽回できないので、気をつけましょう。信頼関係を築く事が出来れば、山羊座は頼もしいパートナーとなるでしょう。相手をないがしろにするようなことは決してありません。ですから、お付き合いする方も敬意をもって誠実に応えるようにすると良いでしょう。