牡牛座の性格・特徴04

物質的な欲求が強い星座ですので、常に何かをコレクションしているのも牡牛座の特徴です。部屋になんらかのコレクションがあるでしょう。牡牛座にとっては人間関係ですらコレクションの一部かもしれません。彼らは、自分のコレクションについては、しっかりと記憶しています。牡牛座の記憶力の良さには定評があります。どうでもいい記憶など、彼らにはないからです。常に無駄なく生きているので、すべてが重要な記憶であり、記録となって脳にインプットされているのです。

taurus

記憶力の良い星座としては、さそり座も有名ですが、さそり座が感情的な記憶「辛かった」とか「恨み」とかを決して忘れないのに対して、牡牛座は淡々とした記憶であるところが対比的です。例えば「あの時自分はいくら払った」とか「あの店は美味い」とかですね。牡牛座の記憶は五感から情報が収拾されていて、さそり座は感情から情報が収拾されているという違いなのかもしれません。そのせいか、牡牛座の感情表現は、あまり人に共感を呼び起こさないように思います。喜怒哀楽の表現に乏しい、というか喜怒哀楽を表現しても相手に理解されにくい傾向があるように思います。己の欲に忠実であるがゆえに、他人の欲求には無関心なところがあるからなのでしょう。

牡牛座の幸せのポイントは、ギブ&テイクです。為替レートのように、常に相手の価値観と自分の価値観を上手に合わせることが出来れば社会的にも成功し、人間関係も円満です。恋愛や結婚も上手くいくでしょう。しかし、自分の都合だけで間違ったレートで生きていると、ものごとが上手く行かず、孤独になってしまうかもしれません。自分の欲求だけでなく、他者への関心をいかに持つ事ができるかが、カギとなるでしょう。