ところで女性の場合は、男性程強く特徴は出ませんが、やはり自己主張は激しいところがあります。女性なので一応控えめにはふるまっていても心の中で「アタシが一番！」と思っているフシがあります。妙な自信を持っているので「アタシなんて…」という自己卑下に陥ることなく結果的に「イイ女」に成長することが多いでしょう。但し、恋愛や仕事でドタバタするのは男性と同様です。牡羊座の女性は普段おとなしくても、いざという時に電光石火の一撃を敵にくらわすことがあります。牡羊座の女性と付合っている男性は、浮気や不埒な行いがバレたら大変な目に合わされることでしょう。気を付けてください（笑）。
「オレの話を～きぃ～けぇ～！」という歌がありますが（クレイジーケンバンド）、まさに牡羊座は「オレの話を聴け！」というところがあります。特に男性。話をしていると「オレ」という単語がやたらに出てきます。「オレが」「オレの」「オレなら」「オレに」という具合に「オレの話」がメインになります。若い牡羊座ほど、自分がいかにスゴイ男（世界で一番）かをアピールしてきます。たいがい「自慢話」です。ちょっと落着いた大人の牡羊座は、これが「説教話」に変わります。いずれにしても自分の主張を押し通そうとします。牡羊座の男性に好かれたいなら、延々と続く自慢話に耳を傾け、反対意見を決して言わず「すご～い！」と何度も誉めてあげましょう。それだけで牡羊座の男性は「こいつはオレに惚れている」と勝手に思いこみます。しかし自分の話しかせず相手のことを聞かない場合が多いので、女性の側が、牡羊座の男性に「理解してもらう」ということは、なかなか困難ではあります。牡羊座から「君はどう思う？」なんて質問してきたとしても、その答えが自分の考えと違う場合は「それは違う！」と言って自分の意見を押し付けようとする傾向があります。なにしろ自分が一番正しいと思いこんでいる牡羊座は多いのです。この点は女性も同様の傾向があります。
牡羊座の弱点は「自信の喪失」です。どんなにハナにつく「オレ様」であっても自信をなくした牡羊座よりは、ずっと魅力的です。ちょっと自信過剰なくらいが牡羊座の魅力でもあるので、周囲の人はそのへんを理解してあげるといいでしょう。